選択肢の分岐点は人生の分岐点なかれ
いつも世の中には節目というものがありますよね。
卒業、引退、転職、なにかが終わりまたなにかが始まる瞬間。
特に、次に向かうステージがまだまだ想像もできないときはやはり選択に迷ってしまいます。
私は仕事柄学生と関わることが多いのですが、この時期になると色々な悩みを抱えた学生の話を聞きます。
人間・・・見えないもの、想像できないもの、知らないものにはいつだって不安を覚えるものです。
そういう筆者も想像できないものごとにはいつでもヒヤヒヤしながら石橋をたたいています。
こっちは茨の道か?こっちは順風満帆か?どっちを選べばいいのかわかりませんよね。モヤがかかっているかのようにみえないものです。
決断 ≠ 人生が決まるわけではない
そんなときに大切な考え方です。
あなたがいま迷っていることを決断した先の人生は一本道ではありません。
きっとあなたには様々な選択肢があるのでしょう。その選択肢を選んだからといってあなたの人生が決まるわけではありません。
筆者自身小学校時代から大学を卒業し現在に至るまでバスケットボールを競技として続けています。現在も学生をコーチする立場として関わっているくらい専門性を追求してきています。
このバスケットボールを続けてきた経験は、たくさんの学びや出会い、ノウハウを私に与えてくれました。私の人生にとても大きな影響を及ぼしたものと言っても過言ではありません。
ここに至るまで様々な選択肢を自分で選んできました。特にはそう選ばざるを得ない状況もあったでしょう。バスケットボールに関してもどこかで競技をやめるという選択をしていれば今の私はいないでしょう。
その選択の連続が今までの私の人生を作ってきました。
人生とは一本道!
ですが今回お話したいのは「選択肢の連続が今までの人生を作ってきました」が、「次の選択で人生が決まるわけではない!」ということです。
そうです。人生というのは振り返ったときに評価するものであり、これから先の人生を考える必要はありません。現状すべきことは知識をもって次の行動を選択するほかないのです。
ここで万が一選択した行動が間違えたなと後から感じても・・・そこで人生は決まっていません。
うまくいかなかったとしてもそこで立ち止まらず再度選択して行動することで、糧として感じられることでしょう。
それにしても勇気を持って踏み出す一歩といいますが、人生を決める選択肢って極論生きるか死ぬかの選択しかないですよね。
それ以外は選択肢の先にまた選択肢があります。死ぬこと以外はかすり傷ってやつです。
どんな人も動き続ければ必ず進んでいきます。それがたとえゆっくりでも。
あなたの人生に分岐なんてものはありません。
人は不安や迷い、恐怖を感じた時に動きを止めます。人生の分岐点という表現は世の中にありますが、そこで悩むことがあっても目を背ける必要はないのです。またその先にも選択肢が待っていますから。
生まれてから死ぬまでにどんな目的を持ち、どんな知識を用いて、どんな目標を掲げ、どんな行動を実践し、どんな改善をしていくか・・・この繰り返しが一つの人生です。
後悔先に立たず。どんどん踏み出していこう。
ただし、知識のない選択は「無知な選択」といわれ愚かな行動に繋がります。
思いきりのよさと知識を兼ね備えた選択ができるように筆者自身もなりたいものです。
だからこそ「学ぶ」
たくさんの視野と選択肢をもち、より人生を豊かにするために。
選ぶことを恐れる必要はないんです。しっかりと知識を蓄えて選べればどんな選択も自分の人生を彩ります。さあやってみよう!
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