【教員に求められる】知れば誰でもなれる!リーダーに必要な10の資質

仕事の悩み

教師に必須!リーダーに必要な10の資質

自分を変えたい。生徒に対して自信が持てない。

そんなあなたに私が、コーチとして見てきた学生、部下の中で「これは素晴らしいリーダーだ!」と思える人材が兼ね備えていた要素を振り返りながらまとめます。

リーダーに必要な10の資質

①いつでもコミュニケーションのきっかけになれる

この要素は必ずしも自分がコミュニケーションの発信源であれ。

ということではありません。

コミュニケーション能力には「人の言動を引き出す」能力も長けていることが重要です。

発信力のあるリーダーはイメージしやすいでしょうが、世間的にいう「いじられキャラ」もリーダーの素質を持っているのです。

リーダーはいつでもコミュニケーションを活発にする役割を担わなければいけません。

自分がいじられることでコミュニケーションに刺激や柔らかさを入れられることも活性化には必要な要素なのです。「孤高の存在」は発言することで周囲にピリッとした緊張感を与え、やらなければいけない!という気持ちを集団にもたらします。「いじられる存在」は周囲に安心感と心の余裕を作ります。

②誰よりも努力できる。

努力を苦にしない人、当たり前にできる人材がいれば間違いなくリーダーに向いています。仮に能力がそこに追いついていなくても努力できる人をリスペクトできない集団は絶対に成長しません。そのリスペクトの土台を作るのは監督、コーチの責任です。そこは別記事で話します。

努力できる人は必ず周囲に良い影響を与えます。もしも自分の周囲で一番努力をしている人があなたに「もっと頑張ろう!」と言ったら、あなたがもしも目標を持ってその物事に取り組んでいたら絶対にもっとやろう!と思えますよね?

逆に努力していない人に「もっと頑張ろう!」と同じ言葉を言われても、「お前がな!」と絶対にツッコミを入れてしまいたくなるはずです。

シンプルなようで成果社会になればなるほど見落としがちになってしまう資質です。

③ネガティブワードを吐かない

リーダーというのはどんな形であれ、チームの中心人物です。そんなリーダーは絶対にネガティブワードを吐かない前向きさが大切な資質です。

リーダーの言動をみんな見ています。そんなリーダーが常に苦難を前にした時にポジティブな言葉を発していればそこに所属する部下はとてつもない勇気を与えられます。

そしてそのチームは決して逆境に挫けることのない集団になるでしょう。

根っからの資質ではありません。意識すれば誰でも身につけることのできる資質です。

④監督、上司の考えを理解し、時には意見できる

組織全体の舵取りをするのがや上司、監督であれば集団の動力源となるのがリーダーです。

リーダーが上司の考えをしっかりと理解し、チームに対してなぜそこに舵を向けるのかという意義示しながら進んでいくことが重要です。

もしもリーダーが上司の考えに反発したら決して良い方向には進みません。リーダーであればしっかりとチームのことを考え、より良い方向に進むために時には上司に意見する勇気も必要不可欠です。

⑤次の行動を考えることができる

「今」何かに取り組むことは誰にでもできます。

より優れたリーダーは次の行動を考えながら「今」に最善を尽くします。

それは次を考えて省エネで「今」をやり過ごすこととは全く意味が違います。

次に待ち構えている困難があればより優れたリーダーは「今」の段階からその困難に立ち向かうために仲間への声がけをし、態度を示しています。そんなリーダーの背中を見るからこそ、困難が来たとしても立ち向かえるのです。

⑥人を裏切らない

リーダーの資質として誠実さは不可欠です。おそらく仲間達はリーダーのビジネスシーンのみを見ているわけではないでしょう。(もちろんオンオフの部分で仕事場では素晴らしいリーダーでも家に帰れば・・・というケースもあります)

人に誠実で裏切ったりしないことは相手だけでなく自身の価値も高めていきます。

この資質も生まれ持ったものではなく積み重ねる資質であると言えるでしょう。

⑦夢を語ることができる

現実的なリアリストも確かに必要です。しかしリーダーは仲間のモチベーションを引き上げることも大切な資質です。また、そのモチベーションを引き出す要素として夢の達成へのイメージを作ることができる人はとてもリーダーに向いています。そしてそのイメージを仲間に伝える言語能力に長けている人は優れたリーダーの資質を持っています。

⑧記念日や仲間の節目に行動できる

仲間の誕生日や、大切な日にちょっとした言葉一つでもかけてあげられる人はとても良い資質を持っています。もちろんプレゼントをあげるなんて気の利いたことがあたりめにできる人は優れたリーダーの資質を持っています。この要素は言い換えれば気配りと目配りができている人です。

気づいて終わりではありません。その一言をもらうだけで仲間はとてもその人物に対して敬意を持ちます。

今からでも仲間の記念日を調べて声を掛けるなどの行動を実践してみることをオススメします。

⑨仲間の家族を大切にできる

どんな人でもその人の背景には家族や大切な人が存在します。目的に向かってチームを引っ張るだけでなく、仲間の背景まで気を配れる人はリーダーの資質に溢れています。

仲間が頑張るモチベーションはなんなのかを考えてみれば、仕事や活動以外にも目を向けるべきポイントが見えてくるはずです。家族との余暇が何よりのリフレッシュになる人もいれば、大切な人のために仕事を頑張っているという人もいます。そんな仲間たちの心を掴むためにはリーダーがそのことに気づけなければいけません。

あなたの周りで浮かない顔をして仕事をしている人はいませんか?

そんな仲間の家族にまで目を向ければ様々なアプローチが見えてきます。

⑩言葉だけなく実践力に長けている

リーダーの最も大切な資質です。うまくできるできない以前に実践力があるかどうかこそが最も重要です。

「口だけは達者」な人は絶対にリーダー向きではありません。

どんな仲間も部下もリーダーを見ています。また、取り組みや人柄を見てリーダーになってほしいと思っています。

それは決して言葉巧みだからではありません。

あなたの行動を見ているからそう思えるのです。

このことは忘れてはいけません。

上司の求める教員としてのリーダー像

コーチや上司はその集団をよりよくしようと日々頭を悩ませています。

その状況は案外孤独なものです。

頼りたくてもなかなか頼ることができない。

そんな状況で頼りになるリーダーが現場・チームにいてくれることは最高の宝物です。

リーダーは現場でとても大きな影響力を及ぼすことが多いです。

あなたがやる気のスイッチを入れれば現場はより活気づき、やる気のスイッチを切れば現場のエネルギーもなくなるでしょう。

資質を兼ね備えたリーダーは実質、コーチや上司よりも影響力の高いことが多いのです。

だからこそ、コーチ・上司とは密にコミュニケーションを取らなければいけません。

上司もそれを望んでいます。

そこで注意しないといけないことは以下の2つです。

①コーチ・上司への敬意を忘れない
②目標やなりたい姿をしっかりとコーチ・上司と揃える

 

この2つです。

①コーチ・上司への敬意を忘れない

コーチ・上司はいつでも現場の些細な情報やどうすればうまく進むかを考えています。当然現場の声も気にしているわけです。

そこでリーダーが上司とコミュニケーションをとるときに、「敬意」を忘れたらどうなるでしょう。

上司も人の子です。影響力の高さはリーダーが上でも、自身の経歴や立場もあります。「影響力の高さ」=「社会的地位」ではないのです。

このことをリーダーが理解しコミュニケーションを取れるかどうかであなたの今後の社会的地位も、集団の進むべき進路も大きく変わってくるでしょう。

 

②目標やなりたい姿をしっかりとコーチ・上司と揃える

あなたがリーダーとしての資質を持っていれば、あなたの言動の影響力は多大なものがあるでしょう。

そんなリーダーはなりたい姿と目標は、上司やコーチと同じものでなければいけません。

「船頭多くして山をも登る」

指針を立てる人が多ければ多いほど、海を渡るはずの船でも山を登ってしまうという例えです。

リーダーは決して過信してはいけません。

組織やチームを動かすカリスマ教師は影響力は持っていてもそれが暴走してしまうとチームにとってはマイナスとなってしまうこともあります。

このことを理解できているリーダーとより良いコミュニケーションをとって良い方向に進んでいくことをコーチ・上司は望んでいます。

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