教員からの転職【おすすめ職業 家庭教師】
家庭教師のすすめ
教員という仕事の多忙さから心を病んでしまう若手がたくさんいます。
志を持って入った世界で一番の苦労は生徒指導、校務分掌、保護者対応、学級経営、部活顧問、教科指導…
普通の会社であれば各部署が設置されていてもおかしくない業務を一人の教員が複数対応する現状です。
そんな現状で今回おすすめできる職業は
「家庭教師」です。
⚪︎家庭教師がおすすめの理由
なぜ家庭教師がおすすめなのか?
その1 教科の専門性と指導力が活かされる
なんといっても教科の専門性と指導力がもっとも発揮される職業だからです。
特に家庭教師というのは、基本的にマンツーマンで実施されます。
教員一人に対してクラス30人のような構図ではありません。その中で発揮される教師経験者のノウハウは間違いなく大学生バイトの比ではないでしょう。
その2 生徒指導に手がかかりづらい
勉強したい子とそうでない子が混在しやすい学校のクラスに比べて、マンツーマンで行われる家庭教師は基本的に生徒も必要感を持って取り組む場合が多いです。時折、「親に強制されて…」という子もいますが少数派ですし、マンツーマンですので話をしてやる気スイッチを探ることは教師経験のある人にとっては得意分野でしょう。
その3 集中して指導に没頭できる
学校現場のように
「教材研究をしていたら、いきなり生徒指導対応が入りでできない…」
「部活顧問として放課後の部活指導で教科指導の準備ができない…」
などの学校現場特有の仕事はありません。
本来教科を教えたくて先生になった人にとって、教科指導や教材準備に集中できる職業は家庭教師でしょう。
その4 多様な生徒との関わりが限定される
一度に相手する生徒は基本一人です。
そのため、人間関係などを気にする必要がないため授業に集中できます。
教師をやっていて意外と多いのが多様な生徒との関わりをストレスに感じてしまうケースです。
思っていた状況と違うと感じてしまう新卒の先生も多いです。
○家庭教師になるために必要な資格は??
家庭教師をやるのに資格は必要ありません。
ただ、大体の家庭教師は教員免許をもっていることが多いですし、このサイトのユーザー様は基本的に教員免許をお持ちの方が大半でしょう。
とくに中、高の専門教科だけでなく、小学校の教員免許を持っていることも有利に働きます。
特に資格ももっていない現役大学生も家庭教師のアルバイトをしているケースもありますが…
専門性やノウハウは教員免許を持っている人の方が権威性も含めて間違いなく有利です。
○家庭教師と塾講師の違いは?
生徒の自宅を訪問して勉強を教える人
家庭教師が教えるのは、主に小学生から高校生までの子どもです。生徒の自宅に出向いて、マンツーマンで勉強を教えるため、生徒一人一人のレベルや目標に合わせて、柔軟に授業内容や進度を変更できるという特徴があります。
また、保護者からすれば、子どもを外出させる必要がないため、安全性が高く、送り迎えの手間なども省ける点がメリットとして挙げられるでしょう。
最近は、学生だけでなく、社会人が「学び直し」として利用する例も出てくるなど、家庭教師の活躍の場は広がりつつあるようです。
塾講師との違い
家庭教師=マンツーマン
塾講師=対集団
生徒に勉強を教える点は家庭教師も塾講師も同じです。
ただし、家庭教師がマンツーマンで教えるのに対し、塾講師の場合は、教室で大勢に対して一斉授業を行う点が大きな違いです。
家庭教師=個々のニーズにあった進度調整
塾講師=目指すべき指標に向かってどんどん進む
塾講師は使うテキストなども生徒一人一人のレベルに合わせるのではなく、授業を受ける全員が同じものを使用するため生徒間の切磋琢磨や他社の取り組みを見てのモチベーションアップは期待されることがメリットです。
個々の生徒に応じた学習スタイルを提供し、進路希望や学習状況に応じて細やかに対応しやすいのは、家庭教師でしょう。
○どうやって家庭教師として働くのか?
家庭教師の働き方
家庭教師の働き方は、大きく分けて二つに分類されます。
企業から派遣される家庭教師は、家庭教師サービスを提供する会社に所属し、保護者から依頼のあった家庭に訪問して学習指導を行います。雇用形態は、アルバイト、パートが多いのですが、業務委託、正社員、派遣社員として働くケースもあります。企業に所属する場合は、指導方法に関する研修が受けられるなど、バックアップが充実している傾向にあります。
個人契約の場合は、友人からの紹介や仲介サイトなどを通じて生徒を探す必要があります。
学生時代は大学側が斡旋してくれた例もありますが、社会人になってからは個別にコネクションがない限りなかなか個人契約は少ないかもしれませんね。
家庭教師企業に所属するためには?
家庭教師を職業として考えたときに企業に勤めて働くことが収入面でも安定します。
企業に勤めるための一般的な方法としては求人サイトに登録して探すことです。
家庭教師企業に所属する方法
その際に「勤務地」や「雇用の形態」「年収」などの条件を入力することで、より自分にマッチした企業を探すことができます。
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最後に
自身の人生を豊かにするためにたくさんの選択肢があなたに用意されているはずです。
特に教員という職業は職業柄、使命感や責任感の強い人が多いために自己犠牲の精神でさまざまなものを犠牲にして仕事しています。もちろん大切なことではあるでしょう。
ですが、自分の人生を豊かに生きられない人が人に人生を豊かに生きていく術を教えることができるでしょうか?
管理人も公立の教員として同様の人生を送っていましたが、現在はさまざまな副業を行いながら人生の選択肢が増えてきていることを実感しています。
ぜひこの記事だけでなく他記事も参考にしていただければ幸いです。
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