【即実践可能!】怒らない指導方法【アンガーマネジメント10選】

仕事の悩み

怒らない指導方法【アンガーマネジメント10選】 

コーチングの際に意識したい10のこと(アンガーマネジメント)

1「怒ること」と「叱ること」は違う

2 自身の理想は教わる側からすれば「未だ未踏のモヤがかかった山の頂」

3 プレイヤーズファースト

4 言語化できないことは教えることができない

5 教わる側は他にも様々なことを学んでいる人

6 怒りは鎖である

7 主体に勝る原動力はない

8 選手にとってなりたいチームは目標、なりたい自分は目的

9 怒った後は自分が絶対に後悔するということ

10本気になるベクトルを考える

1「怒ること」と「叱ること」は違う

怒る。つまり怒りの感情と、叱るという行動はそもそも違うということに気づかなければいけませんよね。

怒る」=「怒り」の感情の発散 ⇨ 自分の感情を発散するための行動 ⇨ 自分が主体
「叱る」=選手(部下)をより良くしたい感情 ⇨ 生徒を成長させるための行動 ⇨ 生徒が主体

主体がどこに向かっているのか。コーチングとは人を導くことです。

この意識をしっかりと持てば、同じ本気でも教わる側の捉え方は大きく変わるでしょう!

2 自身の理想は教わる側からすれば「未だ未踏のモヤがかかった山の頂」

あなたが指導をするとき、きっと「こうしたい」「こうあるべき」などのチーム、選手に求める理想や、求める姿があると思います。

けれどもそれは指導者自身が経験や知識をもとに導き出しているものです。

これから教わる生徒(部下)には全く見えていません。

きっとイメージもできていないでしょう。

そのイメージができるようにし、見えるまでの道のりを具体的に示し、道中の背中を押してあげ、ときには先に立って手を引いてあげるのがコーチの役割です。

腕を組んで「なぜできないんだ!」というのは、見えもしないモヤのかかった頂から怒声を浴びせているだけなんですよ。

それはコーチングではなく高地ングですよね笑。

3 プレイヤーズファースト

ここは間違えてはいけません。

コーチング、指導は誰をどうするためにあるのか。この本質を謝ると絶対におかしなことになります。

名作スラムダンクにこんな名言があります。

「お前のためにチームがいるんじゃない。チームのためにお前がいるんだ。」

選手にとってはとても大切なマインドですが、コーチにも置き換えることができます。

「お前のために選手がいるんじゃない。選手のためにお前がいるんだ。」

肝に銘じましょう。

4 言語化できないことは教えることができない

言語化というのはすなわちアウトプットするための方法です。

良いコーチほど誰よりもその能力に長けていると思います。良いコーチは同じことを表現するにも、選手の印象に残りやすい言葉を使います。ボキャブラリーが豊富なんですね。そこに熱意が加わるからこそ選手はその気になり、示された道筋を興味を持って進みます。

言葉にできなければ熱意があっても伝えられません。

だからこそ自自身も学び続けなければいけないのです。

5 教わる側は他にも様々なことを学んでいる

あなたが指導する際に考えることは「何を教えるか」でしょう。

きっと教えたいことはたくさんあるはずです。「こうするためには、あれとこれとそれと・・・が必要だな!」そう考えるでしょう。ましてそれがあなたの仕事であれば

そのことだけを考えていれば良いでしょう。

ですが、教わる側のことを考えてみましょう。学生であれば特にですが、

あなたと関わる場面以外にもたくさんのことを他の人から学び、頭の中に蓄積しています。そして消耗しています

そんな状態で、指導者が用意するたくさんのことを一気に覚えることができると思いますか?

なかなか難しいと筆者は感じます。だからこそコーチがしっかりとそのことを理解し意識しておかなければいけないのです。

6 怒りは鎖である

筆者も人と接する際に常々感じることですが、現在進行形で怒っている人とコミュニケーションを取りたいとは絶対に思えませんよね。ましてそれが何かを遅ある立場の人であれば尚更です。

顔色を伺い「どうして怒っているのか」「怒りを沈めるにはどんなことが必要か」「これ以上怒らせないようにしよう」など行動のベクドルが「怒られないように」という方向に限定されてしまいます。

行動を縛る態度というのは、これから成長していく選手を鎖でつなぐことと同じなのです。

7主体に勝る原動力はない

言葉の通りです。

なにかを達成したいと思い行動するエネルギーの最強は「主体性」

です!これを引き出すことがコーチの一番大切な力量であると筆者は感じます。

成功体験と探究心をくすぐることにより「ワクワクさせる」ことができれば自ずと選手は行動に移すでしょう。こればっかりは理屈じゃないのです。教わる側がどんなことでやる気が出るのかはコーチがしっかりとその集団を見ながら観察しなければいけません!さらに詳しく主体性を高めるための方法はこちらの記事。

8 選手にとってなりたいチームは目標、なりたい自分は目的

教わる側がチームのために頑張る理由は、決して自己犠牲が好きだからではありません!

全員がそのチームに所属し頑張ることで「なりたい自分になる」という目的があることを忘れてはいけません。

「チームで全国優勝する」という目標は、そのさきに目標を達成することでなりたい自分に近づけるからそこに向かえるのです!

コーチはその目的を選手が達成するために手助けできるようにすることが本質としてなければいけませんね。

目標と目的・・・詳しくはhttp://目標がない人必見!新しいPDCAサイクル https://dream-coaching.net/?p=24で述べていますので興味があればぜひ読んでみてください。

9 怒った後は自分が絶対に後悔するということ

これはコーチングに限った話ではありません。

怒りというネガティブな感情を他者に発散した時というのは絶対に後悔します

このことを意識しておくだけで絶対にいいコーチングができます。

もし怒りっぽいと自分で思う人には後日アップする「アンガーマネジメント」についての記事を読んでいただきたいと思います。何かヒントがあるはずです!

10 本気になるベクトルを考える

あなたがコーチとして選手と関わるときにどこにベクトルを向けているか再度意識することが大切です。

もしも「あなたが達成したいこと」に本気のベクトルが一番向いているのなら、この後色々な軋轢やぶつかりが起こる可能性があります

大切なのは本気のベクトルを、「選手がなりたい自分になるために達成したいこと」に向けることです。

その手助けをするのがコーチングの本質であることを根幹に刻むことが重要なんですね。

選手が「なりたい自分になるために達成したいこと」と「あなたが達成したいこと」を揃えることで自分も選手もワクワクした気持ちでできるようになることが、コーチとして意識していきたいところでしょう。

そして本気のベクトルをチームがしっかりと揃えたときに「飛躍」が起こるきっかけとなるでしょう。

終わりに

筆者自身もコーチングを専門にしている中で様々な学びを続けています。

意識しているつもりでもうまく実践できないこともあります。

この記事の中で、自身の頭の中を整理しアウトプットすることもこの記事を書く理由の一つです。

この記事を読むことで少しでもユーザー様の悩みを解決するヒントがあれば幸いです。

おすすめのコーチング本の中にアンガーマネジメントの本も紹介しています。他にもおすすめのコーチング本がありますのでぜひ一読してみてはどうでしょうか?

 

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