はじめに・・・
私たちは何かを行動に移すときに必ず「目的」を持って実行します。
これは人間である以上例外はありません。
例
目的「子孫繁栄」→行動「性行為・妊活」
目的「お腹が空いたのを満たそう」→行動「食事」
目的「脳の活動を休ませよう」 →行動「睡眠」
上記は人間の三大欲求ですよね。当たり前のことを話しているようで実は全ての「行動」がこの「目的」に依存しているということを知ることが自己の目標を達成する上で重要なのです。
目標とは・・・
先に述べた「目的」を達成するための身体要因が「行動」だとすれば、「目標」とは精神要因であるということをまず理解しなければいけません。
つまり「目標」を掲げるだけでは何もしていないのと同じということです。
このことを知った上で上記の例に「目標」を足して考えてみましょう。
目的「子孫繁栄」→目標「子どもを3人授かろう」→行動「体に無理のない年齢のうちに3人目まで授かるには一人目の子どもは○○歳、二人目は○○歳、三人目は○○際に授かれるように妊活をする」
目的「お腹が空いたのを満たそう」→目標「栄養が偏らないように気をつけながら満腹になろう」→行動「主食、主菜、副菜をバランスよく食べる」
目的「「脳の活動を休ませよう」→目標「しっかりとリラックスした状態で脳がリフレッシュできるようにしよう」→行動「寝る前にスマホを見るのは控えて、リラックス効果のあるお香を焚いて、自分に合った寝具でゆっくり眠る」
さて、どうでしょう。
上記はあくまで冒頭にあげた例に「目標」を肉付けしただけです。決してこの目標が正解であるというわけではありませんのでそこは語弊のないようにお願いします。
しかし、お分かりいただけたでしょうか。「目標」を一ついれるだけで「行動」が具体的になるのです。つまり「目標」とは「目的」を達成するためにとる「行動」を具体的にするための指標であるのです。
目標と行動をつなぐのは知識
先ほどは目標とは行動を具体的にするための指標であるという話をしました。
それではもっと目標達成に向けて考えてみましょう。
あなたは「時間にとらわれない自由な生活をする」という目的を持っているとします。
その目的を達成するためにあなたはどんな目標を立て、どんな行動をしますか?
・・・ここが重要なところなんです。人間は何かで満たされたい欲求を常に持っているものです。「人に認められたい。」「こんな風になることでこんなことがしたい。」「こうすることでこう思われたい。」
大なり小なり、人間は承認欲求や自己実現欲求を持っているものなのです。
人間の究極の生きる目的は「欲求を満たすため」と言っても過言ではありません。
では、その究極の目的を達成するためにはどんな行動が必要か。
ここから先が人それぞれ違うのが人生なんですね。
目標が明確であればあるほど、行動が具体化されていく話はしましたが、現状の生活のなかでどんな行動ができるかということも目標を立てる際には考えなくてはいけません。
あなたが「時間にとらわれない自由な生活をする」目的を達成するためには、目的を分析しなければいけません。そしてその目的を達成するための目標を設定しなければいけません。そして具体的な行動を始めなければいけません。
さあ、まずは分析です。「時間にとらわれない」ためにはどんな要因が必要かな?
パッと思いつくのは、「人に雇われていたら時間にとらわれるよね。」「お客さんを相手にしていると時間にとらわれるよね。」「いつでもやりたいときにやる。休みたい時に休めるのが時間にとらわれないってことかな。」・・・人によって様々な分析・考えがあるでしょう。その分析した物事を成し遂げられる生活はどんな仕事・ライフスタイルをしていれば達成できるのかを考えていくことが目標設定のヒントです。
「人に雇われない」「お客さんの都合で時間を割かれない」「やりたい時にやる」この3つを達成する職業やスタイルってあるのか。
そんなことを調べ始めて知識をインプットし始めたらどんどん目標がみえてきます。
目的を達成するために必要な目標が知識により明確になることで具体的な行動としてアウトプットできるようになるのです。
知識をインプットして目標を明確にし、具体的な行動でアウトプットすることで目標を達成する。
目標と行動は知識に繋がれています。知識なくして目標は掲げられないし、目標なくして具体的な行動はありえません。
このことを理解することがさらに目標を達成する自分に近づけるのです。
目標を達成するための具体的なサイクル
P(プラン)D(ドゥー)C(チェック)A(アクト)サイクル。
これはとても有名なサイクルですね。
ただ、本当にそのサイクルを伝える時に一番最初にすべきは計画を立てることではありません。目的(purpose)を明確にさせることです。そして知識(Knowledge)を入れてから計画(Plan)することです。
PLAN(計画)→D0(実行)→CHECK(評価)→AKT(改善)のサイクルを回すことで目標に近づけるというものです。物事の達成は基本的にこの成り立ちからできてるものと筆者も考えています。
P(パァーパァス「目的」)K(ナレッジ「知識」)P(プラン)D(ドゥー)C(チェック)A(アクト)サイクル
これが本質であり大切なことなんですね。
筆者も教育関係の仕事をしながら、かつてはずっとこのサイクルの一味足りなさに悶々としていました。
自己の承認欲求や自己実現欲求を持ちながら、目の前の物事にはなんとなく目標を作りその都度達成したりうまくいかず改善したりを繰り返していました。
自身の中での自問自答を繰り返しながら様々な業界や専門家の話を学ぶうちに、少しずつ自分の中での色々な学びが形になってきました。
その一つの形がサイト運営です。自身も学びを継続しながらインプットしたものをアウトプットしていく。そしてサイトに足を運んでくれる方々にも何かしら感じてもらうことがあるようにと願いながら。
目的(私の場合は人に認められながら、自身の価値を高めたい。)を自分の中ではっきりとさせ、その目的を達成させるためにどんな手段や方法があるのかを知識として学習し、計画し、実行していく。PKーPDCAサイクルの確立です。
記事の終わりに
一つの形の例ではありますが、目標を達成していくプロセスをこうしてアウトプットしていくことで、筆者自身も閲覧者様も今までの自分をより変化させるきっかけとなるものをこの記事から感じていただれれば幸いです。
まずは何をすればいいかわからない。やる気がわかない。そんな時はまずは自分の目的をじっくり考えてください。そしてその目的を果たすにはどんな手段があるか知識を蓄えてください。そうして目標を明確にしていくのです。初めから「勉強しなさい。」「目標を立てなさい。」っていうのは無茶ですよね。活力はやる気からです。やる気は目標と行動が具体的になった時に一番沸き上がります。これからも自己啓発、学びのアウトプットをしていくのでぜひご覧ください。
コメント
[…] 目標と目的・・・詳しくはhttp://目標がない人必見!新しいPDCAサイクル https://dream-coaching.net/?p=24で述べていますので興味があればぜひ読んでみてください。 […]